国内では日銀がマイナス金利など金融緩和政策を続けているのに対し、米国ではFRBが2022年3月から利上げによる金融引き締めへと政策を転換した。これにより日米の金利差が拡大し、円安が進行した。財務省が円買い介入を行ったものの、ドル円レートは22年3月の1ドル=115円程度から、同年10月には1ドル=150円台に達した。その後も1ドル=140円台を中心にして推移している。 一般的に、円安は自動車、電機、精密機械など輸出依存型の産業が業績押し上げメリットを得やすい。また、海外進出してドルなど外貨の稼ぐ力のある企業も、円換算した決算数値が上振れする。ただし、こうした企業も円高に振れた場合に備えて為替変動のリスクヘッジをしており、円高に振れた分の影響をそのまま受けることは少なくなっている。 足元では日銀はゼロ金利解除、FRBは利下げに向けた観測が浮上しており、日米の金利差が縮小ないし縮小する見通しが強まれば、ドル円レートは円高に向かうことも想定される。
決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … 東電HD、三井住友FG、信越化 (1月24日~30日発表分)
5日と25日線【ゴールデンクロス】低PER 49社選出 <テクニカル特集> 1月31日版
今週の【上場来高値銘柄】関電工、エクセディ、三菱UFJなど49銘柄
今週の【話題株ダイジェスト】 ウインテスト、Syns、ミガロHD (1月27日~31日)
★本日の【イチオシ決算】 明電舎、レーザーテク、スクリン (1月31日)
来週の株式相場に向けて=「DeepSeekショック」とエヌビディア決算を睨む相場に
株価指数先物【引け後】 25日線と+1σによるレンジで推移
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇124銘柄・下落127銘柄(東証終値比)
日経平均株価は小動きながら好決算銘柄に投資資金集まる
【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、好決算銘柄を中心に買いが流入 (1月31日)
★本日の【サプライズ決算】速報 (01月31日)
特殊陶、4-12月期(3Q累計)最終が9%増益で着地・10-12月期も9%増益
来週の決算発表予定 トヨタ、任天堂、NTTなど (2月3日~7日)
東京株式(大引け)=58円高と小幅に3日続伸、好決算銘柄などが買われる
来週の主なマーケットイベント
明日の決算発表予定 みずほFG、村田製など70社 (1月31日)
本日の【均衡表 《雲》|上抜け/下抜け】引け 上抜け= 153 銘柄 下抜け= 127 銘柄 (1月31日)
株価指数先物【昼】 膠着ながら3万9500円で底堅い値動き
東京株式(前引け)=前日比26円高、買い一巡後は伸び悩む展開に
日経平均31日前引け=3日続伸、26円高 NECが急反発、ソフトバンクGが買い優勢も強弱観対立、キヤノンが軟調推移