日本時間16日午後9時30分に発表された米3月小売売上高は予想を上回り、前月比1.4%増となった。予想は1.3%増、前期は0.2%増。

自動車を除くと、米3月コア小売売上高は予想を上回り、前月比0.5%増となった。予想は0.4%増、前期は0.3%増から0.7%増に修正。

米3月小売売上高は約2年ぶりの大幅増となった。自動車販売の急増が寄与した。トランプ関税が続々と発表される中で、3月の段階で自動車などに駆け込み需要が見られ始めたとの見方もあるようだ。
建設資材、スポーツ用品、電化製品の売上高も増加しており、同様に、関税が課される前に消費者がこれらの品目を購入しようとしていることを示している。また、報告で唯一のサービス部門であるレストランの売上高は1.8%増と、2023年1月以来最大の伸びとなった。
データ発表後、ドル円相場は足もとで142.70円前後で推移、反応は限定的となっている。小売り売上高の回復で米国債相場は反落。10年債利回りは4.31%から4.34%まで上昇した。

ーmoomooニュースKouchi
出所:Bloomberg、moomoo、investing
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